先生にキス4.5chain-story
「そんなに変な顔してますか…?」
「………そうかもな。」
なっ……
何、その曖昧な答えは!?
ムスッとし始める私を見て、宇堂さんはフッと笑みをこぼす。
「早くしないと、彼氏……、待ってるんじゃない?」
あっ、そうだった…!!
っていうか、宇堂さんが呼び止めたんじゃないですか!!
思わず口に出そうになったものの、グッと言葉を飲み込んだ。
また言いだしたら、なかなか駅に行けなさそうだもんね……。