先生にキス4.5chain-story
3.大切な挨拶
そろそろ…
『幸歩、ちょっと話があるんだけど…今日、仕事が終わったら、俺の家に来てくれる?』
仕事にも、だいぶ慣れてきた6月のとある昼休み。
突然、柊平から電話が掛かってきた。
は…話って何だろう…?
会話が終わった後、私は携帯電話をじっくりと眺めて考えてしまった。
なんか……
なんか柊平……
ちょっと声の様子がおかしかったような……
単に私の気のせいなのかな…?