先生にキス4.5chain-story
それから30分くらい時間が経って……
私は立つのをやめて扉の前で座っていると、エレベーターのドアが開く音が聞こえてきた。
ふと顔を上げると……
「み……幸歩、どっ…どうしたんだ!?具合…悪いのか?」
柊平が慌てた様子で私の前に屈む。
「具合は悪くないから大丈夫…!柊平…まだ帰って来てないみたいだったから…、ここで待ってたの…。」
「こ……ここで?中、入って待っててもらって構わなかったんだぞ?」
あ…そっか…。
私…合鍵持ってるんだもんね……。