先生にキス4.5chain-story


柊平はギューッと私を抱きしめる。


「幸歩がそう言ってくれて、俺……スゲー嬉しい。」

私も……
柊平に、“嬉しい”って言ってもらえると、心が温かくなるよ…。


照れくさいから、ついつい言葉では伝えずに終わっちゃうけど……。



「そ……それで、今週末…柊平は何か用事ある…?」

「特に何もないなぁ。部活も今のところ休日に練習はないみたいだし…。」


柊平も私と一緒にカレンダーの方を見つめる。


「それなら……」



「…よし、今週末…行こっか。」


私が頷くと、柊平は頬に軽くキスをしてくれた。



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