先生にキス4.5chain-story

「幸歩?」


柊平が助手席のドアを開けて私を呼ぶ。


「あ…、すいません…。すごく素敵な家だから、見入っちゃいました…。」


柊平が差し出してくれた手の上に、私は静かに手をのせた。



「“素敵”か〜。そう言ってもらえると嬉しいな。」

柊平は笑いながら、私の手を引いて玄関へと歩く。


わぁ……
いよいよ、柊平のお母さんと会うんだ……。


どんなお母さんなんだろう…?



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