先生にキス4.5chain-story

「み…幸歩ちゃん、ごめんなさいね…。ケンカ…っていうほどのものじゃないんだけど…ビックリさせちゃったわよね…。」


柊平のお母さんが申し訳なさそうに声をかける。


「あ……あの…私の方こそ、出過ぎたこと言っちゃって…すいませんでした…。」


「幸歩は謝らなくてもいいんだぞ?そもそも母さんが幸歩を抱きしめたりするから…」


ギュッと抱きしめながら、柊平は少し不機嫌そうな声で話す。


「抱きしめたいほど可愛いんだもん、幸歩ちゃん。本当に柊平はヤキモチ妬きよね〜!」


や…ヤキモチ?



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