先生にキス4.5chain-story
お墓参り
「あの………」
しばらく3人で和やかに会話をしていた…、その途中で私が少し小さめの声を出す。
その声に柊平もお母さんも、パッと私の方に顔を向けた。
「どうした?」
柊平が心配そうに私を見つめる。
「私……柊平のお父さんの、お墓参りに行かせてもらえたら…と思って…。ちゃんと挨拶をしておきたいから…。」
もう…柊平のお父さんには会えないけど…
お墓へ行って挨拶は…
しておきたいって思うんだ…。