先生にキス4.5chain-story
ニヤッと笑いながら、私の方へと近付いてくる。
「おかえり。お前が帰って来るの…待ってた。」
私の頭をクシャッとさせながら、無邪気な笑顔を見せてくれる柊平に、心が温かくなる。
嬉しいなぁ…。
今の言葉だけで、一日の仕事の疲れが飛んじゃうくらいだよ…。
「ただいま…。ちょっと待ってて…。今、着替えてくるから……。」
急いで中に入ろうとする私の腕を柊平は掴んで引き止めた。
「そのままでいいよ…。幸歩を目の前にしたら、もう待てねぇから。」
「えっ…ちょっ……ちょっと柊平!?」