先生にキス4.5chain-story

寄り添いながら


「俺…、今日ちゃんと授業…出来てたか不安。」


部屋に入り、ソファーに二人で座ると柊平はフゥと一息ついた。


「な…学校で何かあったんですか?」


「学校じゃなくて、幸歩のことばっかり考えてたからさ…。今日…二人になれるこの時間が来るのが待ち遠しかったんだ…。」


私を見て微笑む柊平にキュン…と胸がいっぱいになる…。


私も……一緒。


朝からドキドキしてた…。

仕事にならないんじゃないかって思うほどだったんだよね…。


ちゃんと集中しなきゃとは思ったんだけど……。



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