先生にキス4.5chain-story

「先生なら……きっと幸歩のこと…幸せにしてくれるって思ってます。不束な娘ですけど、末永くよろしくお願いします…。」


頭を下げるお母さんに、私は涙腺がジワッと熱くなっていた。


そんな時、膝上に置いていた私の手に温かいものが被せられる。


先生の手…。


ゆっくりと先生に顔を向けると、優しい目で見つめ返してくれた。



< 26 / 220 >

この作品をシェア

pagetop