先生にキス4.5chain-story

「ちょっと座ろっか。」


しばらくゆっくりと歩いていた私たちは、柊平の言葉で砂浜に座って休むことにした。


波の音以外は、ほとんど音もない海辺。


人もいなくて、何だか私たちの貸し切りみたいな錯覚をしちゃうよ…。





「…いよいよだな。幸歩の新しい社会人としてのスタート。」


海を見つめていた私の顔を覗き込みながら、柊平は口を開いた。



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