先生にキス4.5chain-story
「幸歩、もしかして…ちょっと妬いてくれてんの?」
「や…妬いてませんよ。別に、担任の先生になっても、ならなくても…私の心境には変化ない…と思います。」
「なんだよ、最後の“思います”って…。断定しないところを見ると怪しいな。」
柊平は嬉しそうな顔をしながら、私の頭にポンッと手をのせる。
だ…だって、全然妬いてない…とも言いがたいよ…。
柊平がすごく人気のある先生だってことは、この3年間でよ〜く分かってるから…。