先生にキス4.5chain-story

「どうした?なんだか顔が強張ってるけど…」


「えっ…そ…そうですか?」


「緊張しなくても大丈夫だぞ?幸歩のことは、だいぶ前から話してあるし、俺の生徒だったってことも知ってるから。」


そ……そうなんだ…。
柊平…、いつの間に、お母さんに私のこと話してたんだろう…。


「あ……あの…それじゃあ結婚のことも……」


「話したよ…。卒業式の翌日に…。幸歩が俺の家から帰って行った後に電話でな。そしたら、尚更会いたがってさ。」



柊平のお母さん…会いたがってるんだ…。


近いうちに挨拶に行った方がいいよね…。



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