先生にキス4.5chain-story
電車に揺られて二駅目。
たくさんのサラリーマンの人たちの群れに紛れながら、電車を降りた。
えーっと…
駅から南に歩いて行くんだよね。
歩き始めた私は、途端に緊張し始めた。
会社の方に一歩一歩近付いていくに連れて、ドキドキは少しずつ膨らんで大きくなっていく。
んーと、この角を右に曲がるんだったかな……。
そう思いながら、曲がろうとすると……
“ビーッ”
後ろからクラクションの音が突然聞こえてきた。