先生にキス4.5chain-story
「まあ、俺の言うことを信じるも信じないも、アンタ次第だけどな。」


それだけ言うと、怪しい男の人はウィンドウを閉めて、車を走らせて行ってしまった。


な……
なんなの!?あの人…!!

歩道に立ったままポカンと呆気にとられていた私は、後ろからやってきた自転車にベルを鳴らされて、ハッと我にかえった。


こんなところで、ボーッとしてる場合じゃないや!


会社に行かなくちゃ…。



< 68 / 220 >

この作品をシェア

pagetop