先生にキス4.5chain-story
「……それでは、和丘さん。簡単に挨拶をお願いします。」
わっ…
ついに私!?
庶務課の皆さんの視線が一気に私に集中する。
ドキドキは最早、最高潮。
私はフゥーと深呼吸をして、呼吸を整えた。
そうだ、お母さんが言ってたっけ…。
笑顔、笑顔…。
「おはようございます。今日から、こちらで働かせて頂くことになりました、和丘と申します。何かと、ご迷惑をお掛けすると思いますが、1日でも早く仕事に慣れるよう頑張りたいと思いますので、宜しくお願いします。」