先生にキス4.5chain-story
「和丘さん?ボンヤリしてるみたいだけど、大丈夫?」
宇堂さんに隣から声を掛けられ、ハッと我にかえる私。
だっ…ダメじゃん…!
私ってば、もう仕事が始まってるっていうのに、学生時代のこと思い出してるなんて…。
「すいませんでした…。」
「妄想するのは、休憩中か業務が終わった後にしとけよ?」
宇堂さんは、ニッと笑みを浮かべた。
妄想…じゃないんですけど!!
私は回想してたんです!
なんか……
ムッとくる人だなぁ…。