先生にキス4.5chain-story

「はい…。お、お疲れさまでした。お先に失礼します…。」


まだ仕事をしている他の社員の皆さんにも挨拶をして、今日は早く帰ることになった。



ふぅ……
今日、教えてもらったこと…、ちゃんと忘れないようにしなくちゃ。


早く慣れないと、迷惑かけちゃうし…。


部屋から出て、階段を降りようとすると、後ろから宇堂さんに声を掛けられた。


「また明日も頑張ろうな。これ、持っていけよ。」


そう言って、缶コーヒーを私の手にのせた。



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