君の隣


教室には川野辺悠斗はいなかった。



裏階段に着いたあたしはさっそく梨花に相談した。


―20分後―


「かんっぺきに恋ね」


「……あぁ゙!?こここ恋ぃ!?」


「そうよ!恋ね!完璧に!」


「愛が誰に恋したって?」

「え〜愛ちゃんが恋!?柄にあわねぇ〜なぁ〜」


ふいに後ろから二人の男の声が聞こえた。


「っぎゃぁぁぁぁぁああ!」


「んだよそんなに驚かなくったっていいだろ〜がよ」

「いきなり後ろにいんだもん」


「愛ちゃんが誰に恋したの?」


ゲッ
龍牙いる前でその事言わないでよ〜


「あたしに好きな人なんているわけ「愛がねぇ〜龍牙君見てるとドキドキするんだってぇ〜」



「えっ…?」龍牙


「おぉっ〜?」達哉君


「あぁ゙!?」あたし


「うふふ」梨花







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