ゼロクエスト ~第1部 旅立ち
「だから俺は妹に証拠を見せてやった。右腕に浮かび上がってきた、精霊の紋様を」
「紋様が右腕に?」
「そうだ。精霊のシールドが出現した時、同時に右腕も熱くなったのだ。気になり後で調べてみたところ、なんと紋様が刺青のように浮き上がっていたではないか。
無論今もそれは腕にある。君たちも疑うのであれば、見てみるがいい」
「それは是非とも見てみたいですぅ〜。勿論〜アレックスさんを疑ったりは〜してませんけど〜」
エドは好奇心いっぱいの顔をアレックスに向けていたが、しかし今は残念ながら確認することはできなかった。何故なら、全身を覆っている防具を外さなくてはならないからだ。
「それを見た妹は突然血相を変えると、直ぐさま俺を村長のところへ連れて行った。そしてあろうことか全村民の前で、俺を魔物の巣へと放り込んだのだ」
「そそそそれで〜アレックスさんは〜どうなったのですか〜?」
「紋様が右腕に?」
「そうだ。精霊のシールドが出現した時、同時に右腕も熱くなったのだ。気になり後で調べてみたところ、なんと紋様が刺青のように浮き上がっていたではないか。
無論今もそれは腕にある。君たちも疑うのであれば、見てみるがいい」
「それは是非とも見てみたいですぅ〜。勿論〜アレックスさんを疑ったりは〜してませんけど〜」
エドは好奇心いっぱいの顔をアレックスに向けていたが、しかし今は残念ながら確認することはできなかった。何故なら、全身を覆っている防具を外さなくてはならないからだ。
「それを見た妹は突然血相を変えると、直ぐさま俺を村長のところへ連れて行った。そしてあろうことか全村民の前で、俺を魔物の巣へと放り込んだのだ」
「そそそそれで〜アレックスさんは〜どうなったのですか〜?」