社長の息子と恋



「な…っちょっと!」


起きようとする心亜の手を掴んで、ニヤリと笑った。


『俺をバカ呼ばわりするからだ。
ざまーみろ。』


「む~~~~……。
心吾ってSだよね…。」


『ならお前はどMだな。』


「も~分かったから離して!」


『しゃあねぇなぁ。』


手を離した瞬間、グイっと服を掴まれて気付いたら心亜にキスをされていた。


顔が離れると、ニンマリ笑った心亜がいた。


「してやったり。」


『バーカ。』


そう言いながら俺は思いきりこしょぐってやった。


< 117 / 131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop