社長の息子と恋
そんな感じで俺達はなんとか仲良くやっている。
親父も楽しそうに俺をからかってくる。
順調に時は過ぎて、俺は3年になった。
「心吾は進学すんの?」
またもや同じクラスになった直哉が俺の机に頬杖して聞いてきた。
『あぁ。』
「だよね~。
どこのとかは?」
『とりあえず××大。
就職率いいみたいだからな。
お前は?』
「俺は〇〇大。
法学学びたいから。」
『へぇ~そうだったのか。』
「秋元の会社は継がないんだね。」