社長の息子と恋



「別に俺は何にも考えてなかったぞ。」


同じようにソファーに座って親父に詰め寄った。


『ぜってぇ嘘!』


「うるせぇなぁ。
嘘じゃねぇよ。
お前が俺の事かっこいい社長って勝手に思ってるだけ。
高校も大学も女遊びに忙しかったし、仕事だって適当にサラリーマンで良かった。」


そんな事実にただショックだった。


「社長になったのだって初めは嫌で逃げてたし。
んで、あいつと会って社長になったってわけ。
分かりましたか?」


『…そうだったんだ…』


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