社長の息子と恋
つられて直哉を見ると、真剣な顔で目を細めながら何かを見ている。
『なんだよ。』
「心吾の幼なじみちゃん発見~ってな☆」
『は?』
「髪長くて背高めで美人な子でしょ?
超目立ってるよね。」
『知らねぇな。』
直哉が俺を見てニヤついたのを感じた。
「…絶対彼女モテるよ。
どうすんのかねぇ~?」
『お前もう黙れ。』
そうして式が終わった。
直哉はずっとニヤニヤしていて最高にうざかった。
直哉は楽しいけど、調子に乗るからたまにうざいのだ。