24/7~キミを想う~【完結】
「でも高認の勉強難しくて。あたし最高に頭悪いから」
「あたしも頭悪いよ。勉強するとすぐ眠くなるし」
「だよね。一緒だ」
他愛ない会話をしているだけなのに、楽しくて仕方ない。
「あ、そろそろ店出ないと」
「そうだね」
バイトが終わってから一時間近くも経っている。
楽しくて時間を忘れていた。
「じゃあまたね!」
「うん。バイバイ!」
あたしとアヤは連絡先を交換し、手を振って店を後にした。