24/7~キミを想う~【完結】
「中学を卒業してからもメールは続けてたんだ。もちろん友達として」
アヤはあたしに気を遣っているんだろう。
友達、という部分をハッキリと強調してそう言い切った。
「アリサがユーヤと知り合いだったのには驚いたよ。アリサはユーヤのことどう思ってるの?」
「あたし……?」
「うん。あたしに遠慮したりしないで正直に答えて?」
「あたしは……」
ユーヤが好きなのかもしれない。
アヤの肩を抱いているユーヤを見て胸が張り裂けそうなくらい痛んだ。