24/7~キミを想う~【完結】

「分かった。その代り、ユーヤの好き嫌いとか気にせず適当に作るからね」


「はい。好き嫌いないから大丈夫ですよ」


本当は適当に作る気なんてない。


これからユーヤの為に毎朝早起きして腕を振るうことになりそうだ。


少しでもいい。


ユーヤに何かをあげたかった。


何度ユーヤの笑顔に助けられたか分からない。


いつだってすぐ傍でユーヤはあたしを支えてくれた。



だから、ほんの少しだけ……


ほんの少しだけでも


愛と優しさの恩返しをユーヤの為にしたかった。







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