24/7~キミを想う~【完結】
心のないSEXは苦痛以外の何物でもない。
快感どころか嫌悪感が募り、心が涙を流しているようだった。
「やだ……お願い!やめて!!」
陽の手から逃れるように体をよじり必死に抵抗する。
どんなに叫んでもきっと陽はあたしを離してくれない。
ことが終わり、満足したらすぐにあたしを家から追い出すだろう。
「……ユーヤ……」
あたしは涙を零しながらそうポツリと呟いた。
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