24/7~キミを想う~【完結】
「ユーヤ?寝ちゃった……?」


部屋に戻るとユーヤはベッドの上で目を瞑っていた。


恐る恐るユーヤの元に近付き、ユーヤの顔を覗き込む。


長い睫毛にキメの細かい綺麗な肌。


薄い唇に小さくて高い形の良い鼻。


こんなに間近でユーヤの顔を見たのは初めてかもしれない。


いつもあたし達の間には一定の距離があった。


「好き」


以前そう言ってくれたユーヤ。


今もその気持ちは変わってない……?


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