24/7~キミを想う~【完結】


「……遅くなってすいません。あいつに何もされませんでしたか?」


男の姿が見えなくなるところまでくるとユーヤはピタリと立ち止まり謝った。


「うん……。大丈夫。何もされてないよ」


「よかった。僕が遅くなったせいで本当にすみませんでした……」


「いいんだって。あたしこそなんかごめんね」


あたしは謝りながらユーヤの顔色を伺った。




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