24/7~キミを想う~【完結】
「人混みに行くと疲れますよね」
「だよね。やっぱ家でマッタリが一番落ち着くね」
ユーヤの住むアパートに着きあたしはフローリングの冷たい床の上に腰を下ろした。
「あ、なんか飲みますか?」
「ううん。大丈夫。てかさ、あの写真誰?友達?」
ユーヤの部屋の壁に立てかけられているコルクボードが目にとまり、以前から気になっていたことをユーヤに尋ねた。
「あぁ……これですか?僕ですよ。なんか恥ずかしいですね……」
「えぇ?!あれユーヤ??」
思わずコルクボードに貼られた写真とユーヤを見比べる。