24/7~キミを想う~【完結】

ぎこちない会話を少しした後、あたしは耳から携帯をそっと離した。


ユーヤのよそよそしい態度が昨日の出来事を思い出させる。


それと同時にクラクラと眩暈がするほどの頭痛があたしを襲った。



「……帰ろう」


今日は帰って眠ってしまおう。


明日になればユーヤに会えるのだから。


直接会って、きちんと謝ろう。


あたしは自分をそう慰め、家路を急いだ。
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