24/7~キミを想う~【完結】
「バイト……そんなに忙しいの?」
「いや、そうでもないです」
「ダイエットしてるっていうのは、嘘でしょ?」
あたしの言葉にユーヤの眉がピクリと反応する。
でもすぐにユーヤはニコッと笑った。
「嘘じゃないですよ。今日はどこ行きますか?」
「話反らさないでよ。本当は……」
「なんか腹減ったな。ファミレス行きますか?」
ユーヤはあたしの手を掴むと、軽快な足取りで歩きだした。