24/7~キミを想う~【完結】

「美味しい!」


あたしが作ったお弁当を嬉しそうに食べているユーヤの顔が未だに忘れられないんだ。


本当はお母さんに手作り弁当を作ってほしかったね。


お母さんの愛情がもっと欲しかったんだよね?


ユーヤが時折見せる辛そうな表情の裏に隠れていた心の傷を、どうしてもっと早く気付いてあげられなかったんだろう。


今更ね、そんな風に考えてる自分が嫌になるよ。




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