24/7~キミを想う~【完結】
「ごめん、もう大丈夫だから。ありがとう……」
暫くしてゆっくりと体を起こすとあたしはユーヤにお礼を言った。
「あたしどのくらい寝てた?」
「30分くらいですよ。最初は倒れたのかと思って慌ててたんですけど、すぐ寝息が聞こえてきたので」
「そっか……。最近寝不足だったからかも」
陽のことばかり考えて神経が張り詰めてしまい夜になっても眠れぬ日が続いた。
それより何より、一番の心配は……
先月から生理が来ていないことだった。