24/7~キミを想う~【完結】
「何か飲む?」
「あー、大丈夫」
ユーヤは暇さえあれば、あたしのアパートに遊びに来るようになった。
最初は少し照れくさかったけれど、今はユーヤがいる生活が当たり前のようで。
「ねぇ、ユーヤのアパートの家賃っていくら?」
「5万。アリサのアパートは?」
「同じくらい」
「そっか。じゃあ、一緒に住んだら安上がりだね」
「んー……そうだねぇ……あ!!!」
ユーヤの何気ない一言にあたしは思わず声を上げた。