24/7~キミを想う~【完結】

「なんか遠足気分でよくないですか?」


「あんたらしいね」


結局あたし達はコンビニで食べ物を調達し、ユーヤおススメという公園で買ってきたばかりのおにぎりを頬ばった。


「今日は天気もいいし、デート日和ですね」


「これってデートっていうの?」


「僕はデートだと思ってます。先輩とデートできるなんて夢のようですよ」


ユーヤは思った事をすぐ口にする。


そんな子供っぽいところに他の女の子は母性本能をくすぐられるのかもしれない。


もちろん、あたしも例外ではない。

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