24/7~キミを想う~【完結】
「……何か用?」
ユーヤから離れ、口に手を当て小声で話す。
「今日一万必要になったんだよ。今からもってこいよ?」
「そんな……今すぐなんて無理だよ」
昨日の今日にも関わらず陽はあたしにお金をせびり始めた。
「いくらなら出せるんだよ」
「いくらならって……まだお金用意できてないよ……」
手切れ金を陽に渡す約束はしたけれど期限はないはず。
でも陽にはそんな言い訳など通用しなかった。
ユーヤから離れ、口に手を当て小声で話す。
「今日一万必要になったんだよ。今からもってこいよ?」
「そんな……今すぐなんて無理だよ」
昨日の今日にも関わらず陽はあたしにお金をせびり始めた。
「いくらなら出せるんだよ」
「いくらならって……まだお金用意できてないよ……」
手切れ金を陽に渡す約束はしたけれど期限はないはず。
でも陽にはそんな言い訳など通用しなかった。