24/7~キミを想う~【完結】


「……――先輩?どうしたんですか?」


「あ、ごめん。何の話だっけ?」


「さっきの電話から先輩変ですよ?」


「そう?普通だけど」


あたしは誤魔化すようにそう言ってわざとらしく微笑んだ。


もうユーヤと仲良く話をしている時間はない。


今すぐ陽の元に駆け付けお金を渡さなくてはならないんだから。

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