24/7~キミを想う~【完結】
でもあたしは躊躇っていた。


遅れれば陽に文句を言われるのは分かっているのに。

「遅せぇよ!何してたんだ!」


そう罵られる光景が頭に浮かぶ。


でもそれ以上に、あたしはユーヤと一緒にいるこの時間が大切だった。


ユーヤといると嫌なことを全て忘れられる。

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