24/7~キミを想う~【完結】

怒りよりも悔しさと虚しさが一気に込み上げてくる。 

「酷すぎるよ……」


視界が滲み涙が溢れそうになり唇をギュッと噛み締める。


泣いたら陽に負けてしまう。


あたしはアパートの手摺りを掴み全速力で階段をかけ降りた。


すると、背後から聞き覚えのある声がした。 

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