24/7~キミを想う~【完結】


「何で陽と夏海が一緒にいるの……?」


「ちょ、アリサ誤解しないでよ!あたしは……」


夏海は慌ててあたしに駆け寄り弁解しようとした。


「ちゃんと説明して。どういうこと?」


高校に入学して初めてできた友達が夏海だった。


性格も合い、夏海は常にあたしの隣にいた。


トイレに行くのも食堂でご飯を食べるのもずっと一緒で。


あたしは夏海を信頼していたし、あたし達は親友だと勝手に思いこんでいた。


< 86 / 439 >

この作品をシェア

pagetop