24/7~キミを想う~【完結】
「何で陽と夏海が一緒にいるの……?」
「ちょ、アリサ誤解しないでよ!あたしは……」
夏海は慌ててあたしに駆け寄り弁解しようとした。
「ちゃんと説明して。どういうこと?」
高校に入学して初めてできた友達が夏海だった。
性格も合い、夏海は常にあたしの隣にいた。
トイレに行くのも食堂でご飯を食べるのもずっと一緒で。
あたしは夏海を信頼していたし、あたし達は親友だと勝手に思いこんでいた。