ナディア・ジョーンズの目線の先◆(お気楽雑記帳)
歌っていなきゃ絶対にこんな
交流は無かった筈だ。
公演期間が過ぎて、地元に
彼等が戻った後、暫くして
私が仕事の都合で新宿に
向かう予定が出来た時、
『今、こっちに来てる
んだよ。』
って連絡してみたら、
電車でバックパックを
背負って宿泊先のホテルまで
わざわざ来てくれた。
まさか来るとは思わず、
こちらに時間が無かったので
ホテル内の喫茶店で短時間
話しをしたんだけど、その後、
劇団を抜けたらしく、自分の
やりたい芝居に向けて
ダンスのインストラクターを
しながらオーディションを
受け続けていると言う。
『あんたも、もうそろそろ
結婚しなさい。』
『大きなお世話!
まだまだ仕事に生きるよ!』
なんて会話を交わして別れたん
だけど、更にその後、電話で
テレビ局主催のミュージカルの
出演が決まって練習に
励んでいると言う話を聞いた。
『芸大の奴等ばっかりでさ、
ちょっとでも音がズレたり
したら容赦無く灰皿が飛んで
来んだよ。』
なんて話してたな。(笑)
あれから携帯もメール機能
なんかが付いて機種も変わり、
すっかり疎遠になって
しまったけれど、一つ繋がりの
この空の下で今も頑張って
いるんだろうなぁ。
何だかまた歌いたい気持に
なって来た。(笑)
今日の気分はスタンダード
ナンバー
《縁は異なもの》の気分かな?