秘密な契約と掟破りな愛【最終章】
「慎矢さんの代わりの人、いないんでしょ?なのに本当にいいの?」
「代わりならいくらでもいる。俺一人ぐらい抜けようがどうって事ない」
本当にそう思ってる?本当は、仲間の人達の事が心配なんじゃない…?
「それに、完全に足を洗った訳じゃないからな。何かあったら、いつでも連絡くんだろ」
「慎矢さんは…本当にそれでいいの?」
「ああ。後悔してねぇからな」
ニコッと微笑むと慎矢さんはお風呂場へと入って行く。