秘密な契約と掟破りな愛【最終章】
ライバルの強い執着心
私の嫌な予感はあたった…。慎矢さんが、深夜になっても帰って来ない。
携帯へ電話をかけても、電源が切れていて繋がらない…。
今朝、いつも通り帰るからって言ってたのに…。慎矢さんが無断で帰りが深夜回るなんて…考えられない…。
私は父親に無理を言って家に来て貰い、子供達を預けて本部へと向かい車を走らせた。