聖夜の軌跡
鳥のさえずりで目を覚ます。

横には昨日無理言って一緒に寝てもらった秀。

それとは別の暖かいぬくもり……

見るとそこには小さな犬…。


真っ白なポメラニアン。

カワイイ…

思わず抱きしめた。


サンタさんありがとう!!

ってあたし別にサンタ信じてなんかないし!

「ん……犬…?」

起きたらしい秀の第一声。

「サンタからの?」

「サンタなんているわけないじゃん!ばっかじゃないの!?」

あたしがそういうとクスクス笑う秀。
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