*snore*
ぼんやりと見える三日月…
ふと、後ろで音がした…
「沙矢…どうした?」
「……おとん?」
そこに立っていたのは…
さっきまでスゴイ音を家中に響かせていた
おとんだった…
「なんだ?勉強か?」
「うん…なんか眠れなくてさ…おとんは?」
「トイレだよ、そしたら音がしたから…」
おとんはポリポリと頭をかいた…
「そっか…」
「…なんだよ、悩み事か?」
おとんがあたしのベッドに腰を降ろした…
何ヶ月ぶりかな…
おとんとちゃんと話すのって…