一番に君が好き



付き合い始めて2ヶ月経ったころ。


「俺たちさぁ…」


いつもの公園で翔が話しだす。


ん?と紙パックのアイスティーを

飲みながら私は言った。




「付き合ってるんだよね…?」




はい?

意味わかんない。



「じゃぁなんでこんなとこで

2人仲良く同じベンチに座ってるの?」



私はストローから口を離して問う。



「いや、まぁ・・そうだけどさ…」


と翔は頭をかいた。





< 4 / 14 >

この作品をシェア

pagetop