わたしはまた恋をする ~年下の彼~



彼女の身体を抱きしめたまま、俺はうずくまっている男の腹を力いっぱい蹴りあげた。



「死にてぇの?お前…女殴りやがって…」


気を失った亜矢を静かに抱き上げて、


少し離れた場所に寝かせて振り返る。


「お、お前誰だよ…?」


ビビってる男の襟を掴んで壁に身体を打ち付けた。



「…絶対に許さねぇ…」


そう呟いて、男の顔を力任せに殴った。


< 202 / 326 >

この作品をシェア

pagetop