キミのトナリ

「うわっ!超綺麗じゃん!!弟も可愛いな~」


「ありがとう」


碓氷は少し控えめに笑った




(そういえば、お姉さんあんま家に帰って来ないって言ってたもんな)


そう思い俺は話を変えた

「つかさぁ~大富豪しようぜ」


碓氷は心なしかホッとした顔をしていた

それを見て俺も安心した




ハシャぎ疲れたのか俺と碓氷以外は寝てしまった

「外行こうか」


と碓氷を誘ってみる


碓氷は小さく頷いた


こうして俺たちはホテルの庭へ向かった


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